悠々自適な雑記帳

@yuscarlet のブログです

【SMシングルS6使用構築】懐古厨ガルクレセゴーリ【最高最終レート2001】

【はじめに】

アローラ!SM最終シーズンお疲れ様でした。

構築の内容的にどうかと思う部分もあるのですが、SM最終シーズンなので記念に記事を書こうと思います。

 

シーズン6で最終的に使用していた構築は次のとおりです。オニゴーリに魂を売りました。

Pokémonsprite 115m1 Schillernd XY.gifPokémonsprite 488 XY.gifPokémonsprite 642 XY.gifPokémonsprite 645a XY.gifPokémonsprite 094m1 Schillernd XY.gifPokémonsprite 362 Schillernd XY.gif

所謂ガルクレセゴーリという並びです。気がついたら7世代要素がなくなっていました(笑)仕事終わりにレートに潜ると頭があまり回らず、サイクル戦に勝ちきれないことが多かったので、今シーズンはランドバシャカグヤやポリゴンZ等、こちらの勝ち筋を押し付ける構築を好んで使っていました。本構築では、いかにオニゴーリを展開するかを考えて戦っていました。

 

【個体紹介】

Pokémonicon 115.pngガルーラ@メガ石 陽気 肝っ玉→親子愛

181(4)-175(236)-121(4)-x-122(12)-167(252)

猫騙し 捨て身タックル 地震 岩石封じ

ORAS時代にずっと使っていた調整だったので、ダメージ感覚もあって非常に扱いやすかったです。起点作成・回避のために採用した岩石封じが強かったです。パルシェン相手に居座れたり、ポリゴンZに後出ししてオニゴーリの起点にできる点が良かったです。初手に投げることが多かったので、テテフ対面等でおしていける岩雪崩が欲しい場面もありました。ガルクレセの2体だけで勝てる試合も多く、最速や地震持ちを考慮されず、リザードンヒードランデンジュモク等を無償突破することもありました。

 

Pokémonicon 488.pngクレセリア@ゴツゴツメット 図太い 浮遊
227(252)-x-189(252)-95-151(4)-105 ※実際は非理想個体
冷凍ビーム 電磁波 月の光 三日月の舞

クレセリアもガルーラと同様にORAS時代にずっと使っていた調整だったので、扱いやすかったです。ボーマンダの起点になることを嫌ってウェポンは冷凍ビームを採用しました。起点作りのために採用した電磁波でガルーラのサポートができる点も良かったです。あまりSに振っていないレヒレから挑発される前に三日月の舞をするために、もう少しSに努力値を割いても良いと感じました。

 

Pokémonicon 642.pngボルトロス@オボンのみ 図太い 悪戯心

184(236)-×-132(240)-145-101(4)-135(28) ※実際は非理想個体

10万ボルト めざめるパワー氷 挑発 電磁波

このパーティで重いキノガッサジャローダルカリオハッサム等に抗いたい枠。7世代でもボルト式猫騙しの強さは健在でした。マイマイ杯であかねさんから借りパクしている借りたままボックスにいた個体を使いました。個体を貸してくれたあかねさんありがとう。

 

Pokémonicon 645a.pngランドロス@気合の襷 意地っ張り 威嚇

165(4)-216(252)-110-×-100-143(252)

地震 岩石封じ 大爆発 ステルスロック 

ボルトランドという並びがかっこいいので採用しました。対面性能が高くて、ステルスロックを撒いた後に、体力が残っていれば岩石封じで起点作成・回避ができたり、大爆発で自主退場できる点が優秀でした。ランドロス以外にも、ステロや毒菱を撒く枠として、ニドキングウツロイドを採用しても面白かったように思います。

 

Pokémonicon 094.pngゲンガー@メガ石 臆病 呪われボディ→影踏み

135-x-101(4)-222(252)-115-200(252)

シャドーボール ヘドロ爆弾 凍える風 道連れ

補完枠。個人的にゲンガーよりもガルーラを信用しているため、ほとんど選出しませんでした。ランドロスでステロを撒いて、ゲンガーで殴っているだけで勝てる選出をされることも少なくなかったので、もう少し積極的に出していけたら良かった気がします。

 

Pokémonicon 362.pngオニゴーリ@食べ残し 臆病 ムラっけ

177(172)-90-100-100-111(84)-145(252)

フリーズドライ 地震 守る 身代わり

オニゴーリ以外の2匹から繋いで展開していきました。オニゴーリより遅い相手の前では基本的にまもみがを繰り返して最強のオニゴーリを場に作ることを意識しました。なるべく身代わりを残したり、呪い持ちのポケモンは速く処理すること等を考える必要があるため、完全に思考停止で使えない点はそれなりに苦労しました。地震の枠は零度と選択ですが、ヒードラン等のフリドラで突破できない身代わり持ちのポケモンで止められたくなかったので、地震を採用していました。展開に成功した場合はかなりの確率で勝利できた印象です。ほぼほぼ負けの試合でも、ムラっけの結果次第で形勢逆転できるのが強かったです。

 

【まとめ】

最高最終レート2001という結果でした。SMの最終シーズンで、最低限レート2000を達成できたので良かったと思います。この構築(というかオニゴーリ自体のポテンシャルはレート以上にあるように感じたため、欲を言えば、取り巻きの考察を深めて、もう少し高みを目指したかったです。USUMで同様の構築を使用する機会があれば、もう少し頑張りたいと思います。

  

選出パターン

・基本選出:ガルーラ + クレセリア + オニゴーリ

・ステロを撒きたい場合:ランドロス + クレセリア + オニゴーリ

・ガルランドの通りがいい場合:ガルーラ + ランドロス + クレセリア

・ボルトの役割対象がいる場合:ボルトロス + クレセリア + オニゴーリ

・ステロからゲンガーを通したい場合:ランドロス + ゲンガー + @1

 

【最後に】

SMで対戦してくださった方、ありがとうございました。 

また、ここまで記事を読んでくださった方もありがとうございました。

USUMでもどうぞよろしくお願いします!

質問などがあればコメントやTwitter等で気軽にどうぞ。

【オフレポ】第二回ファクトリーオフ参加記【ガチレンタル大会4位】

【はじめに】

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです、ゆにゃです。

初めてオフレポを書くので、暖かく見守っていただけると幸いです。

今回の記事は、第二回ファクトリーオフに参加してきたお話です。

 

ファクトリーオフではガチレンタル大会という企画に参加させていただきました。ガチレンタル大会は、運営が用意したQRパーティを使用して行う大会です。レンタル可能なQRパーティは全部で30種類あり、各参加者はどのQRパーティを使用するか、パーティの並びだけを見て、申請を行います。各パーティはレーティングバトルでも使用されるようなメジャーな型のポケモン3体のみで構成されます。

 

【パーティ紹介】

それでは、自分が申請したレンタルパーティを紹介していきます。

Pokémonsprite 303m1 XY.gifPokémonsprite 778 SoMo.gifPokémonsprite 445 XY.gif

パーティ申請の締め切り後にかんなちゃんからパーティ申請の必要があることを教えてもらいました。一部のパーティは締め切り後には申請不可能であったため、締め切り後でも申請可能なパーティの中から選ぶことになりました。かんなちゃん、教えてくれてありがとうございました。最近はトリル展開にハマっていて、このパーティのミミッキュが明らかにトリル始動要因に見えたこととグラさんのパーティを使いたいという2つ理由からパーティ4のミミクチを選択しました。各個体の詳細は次のとおりです。

 

Pokémonicon 303.pngクチート@メガ石 意地っ張り 威嚇→ちからもち

157(252)-150(252)-105-65-74-71(4)→157(252)-172(252)-145-67-115-71(4)

じゃれつく 叩き落とす 不意打ち 剣の舞

 

Pokémonicon 778.pngミミッキュ@フィラのみ 生意気 化けの皮

162(252)-110-126(204)-70-144(44)-104

じゃれつく 鬼火 トリックルーム 呪い

 

Pokémonicon 445.pngガブリアス@拘り鉢巻 陽気 鮫肌

183-182(252)-116(4)-83-105-169(252)

逆鱗 地震 ストーンエッジ 毒づき

 

【対戦結果】

続いて、対戦結果とその感想について書いていきます。

対戦相手の方のポケモンの順番はBVどおりにしてあるため、一番左のポケモンが初手のポケモンになっています。

 

・予選(イリマブロック)

vs コシヒカリさん 勝ち

Pokémonicon 658.pngPokémonicon 445.pngPokémonicon 006.pngリザードンX)

トリルクチートが刺さっているので展開していきました。こちらのガブリアスが意地準速だと勘違いしていたため、ガブガブ対面で同速勝ちできていなかったら、不意打ち択で勝敗が決まる苦しい展開でした。

 

vs よぉぐると。さん 負け

Pokémonicon 658.pngPokémonicon 303.pngPokémonicon 381.png

初手のクチートを嫌って、ガブリアスから入ってしまい、初手ガブゲッコの不利対面から、そのまま押し切られてあっさり負けてしまいました。全体的に有利の取れるクチートから入り、クチートをトリルで再利用する立ち回りをするべきでした。本大会で一番反省すべき試合だと思います。

 

vs パールさん 負け

Pokémonicon 786.pngPokémonicon 450.pngPokémonicon 006.pngリザードンY)

初手のクチートテテフ対面で、簡単にテテフを処理できたのは大きかったです。この時点でもまだガブリアスが意地準速だと勘違いしていたため、リザYを下から攻撃したいと思って筋の通っていないトリルを展開してしまいました。クチートで舞えた後は不意を押し続けてガブリアスのエッジ圏内に入れれば勝ち筋があったため、こちらのガブリアスが最速であることに気付くべきでした。話が戻りますが、2ターン目のクチートリザY対面では不意でリザYを削ってガブの逆鱗圏内に入れる動きをし、逆鱗で負担をかけていく動きができればもっと簡単に勝てていたように思います。

 

1-2になったタイミングに別ブロックで3-0のとーとくんが調子どうですか?と聞きにきてくれて少し緊張が解れたとともに、悔しい気持ちになったので、ここからどうにか挽回しようと思いました。

 

vs マジュニアさん 勝ち

Pokémonicon 645a.pngPokémonicon 785.pngPokémonicon 212.png

ミミッキュランドロスを機能停止させ、クチートの起点にし、2舞不意打ちで抜いていきました。ランドロスを倒した後、コケコから入って来られる方がこちらとしては厳しかったように思うのでラッキーでした。

 

vs しろたんさん 勝ち

Pokémonicon 009.pngPokémonicon 445.pngPokémonicon 598.png

ナットレイクチートで処理することができ、その後もアクジェ読みガブバック等、うまく立ち回って勝つことができました。クチートナットレイ対面では、2舞してから叩いた方が鉄の棘およびゴツメによるダメージが低減するため、その点が反省点だったと思います。

 

この時点で3-2となり、勝ち越した状態で午前を終わりたかったので、あかねさんと一緒にお昼ごはんを食べに行きました。験担ぎにとんかつを食べようと思い、会場近くのとんかつ屋に行きましたが、定休日だったので隣にあったお蕎麦屋さんに入りました。優雅にお蕎麦を食べながら、午後に戦う方のパーティとおおよそどう立ち回るかについて考えていました。会場に戻ると、ほとんどの試合が消化されていて、4-4の方がブロック内に5人いる状況ができあがっていました。残り3戦のうち2勝すれば予選を抜けられることがわかりました。

 

vs まるんさん 勝ち

Pokémonicon 245.pngPokémonicon 787.pngPokémonicon 485.png

ブルル入りには交換読み毒づきを当てないと厳しかったため、対戦前からガブドラン対面では積極的に毒づきを押していくつもりでいました。初手のガブスイクン対面で完全に出し負けたので序盤はかなり厳しかったです。中盤、うまくガブドラン対面ができ、ミミッキュスイクン地震2発圏内まで削れていたことも作用して、1回で交換読み毒づきをブルルに当てられたのが大きかったです。その後は丁寧に立ち回って勝つことができました。

 

vs ガーネットさん 勝ち

Pokémonicon 785.pngPokémonicon 376.pngPokémonicon 645a.png

コケコとグロスにはガブの地震を下から通せるので、なるべく早くランドを処理して、トリル展開で押し切ることを考えていました。ほぼほぼ考えたとおりに立ち回って勝つことができたので良かったです。初手のクチートコケコ対面では、不意打ちで襷を削っておけばもう少し楽に勝てたように思うので、その点が反省点だったと思います。予選抜けが決まった試合だったので、勝った時はすごく嬉しかったです。

 

vs 小野妹子さん 負け

Pokémonicon 485.pngPokémonicon 488.pngPokémonicon 115.png

初手で出し負けてクチートドラン対面からのスタートだったため、後手後手に回ってしまって厳しかったです。ガブリアスを出してガブクレセ対面で出し負けするパターンが最も低リスクだと考えるべきだったように思います。クチートを失うとクレセリアの処理、ガブリアスを失うとヒードランの処理が難しくなるという1体1の考え方に捕らわれていたことも良くなかったように思うので、削って◯◯圏内に押し込むという考え方もすべきだったように思います。イリマブロック7-1で1位抜けという成績も納得できる論理的で素晴らしいプレイングでした。

 

最終的に5−3でイリマブロック2位抜けという結果になりました。

一緒にファクトリーオフでガチレンタル大会に出ようと話をしていたあかねさんととーとくんの2人も予選を抜けられていたので嬉しかったです。

 

・決勝トーナメント

vs メタリカさん 勝ち

Pokémonicon 658.pngPokémonicon 445.pngPokémonicon 006.pngリザードンX)

予選のゲッコ入りはみんなゲッコから入ってきたので、クチートを初手に出していきました。初手のリザードンバックに対してクチートのじゃれつくが当たり、2ターン目の不意打ちが急所に当たったので運が良かったです。ちなみに、リザードンへのじゃれつくのダメージが52%〜61.5%、メガリザードンXへの不意打ちのダメージが40.8%〜48.5%であったため、それなりに良い乱数を引かないと落ちなかったようです。ここでリザードンを落とせていなかった場合は、最終的にガブリアスの同速対決になっていた可能性もあると思っていました。この直後に、急所に動揺して、ガブリアスに威嚇が入っていないことを失念していたため、襷を削るための不意打ちを押しそこねたのはプレイングミスでした。その後、ミミッキュゲッコウガ対面で相手のダストシュートが外れたターンがありましたが、17.2%〜20.3%のダメージであったため、勝敗には大きく関わらなかったように思います。たまたま上手く噛み合って勝った試合だったため、振り返ることでダメージ感覚の大切さを実感しました。

 

vs あいかさん 勝ち

Pokémonicon 473.pngPokémonicon 373.pngPokémonicon 730.png

ガブリアスが相手のどの3体に対しても後出しできないため、初手にガブリアスを出すことは予め決めていました。ガブマンムー対面で引くわけにもいかず、逆鱗を押していきました。後からダメージ計算をして、ガブリアスの逆鱗が37.5%の乱数、マンムーの氷の礫が25%の乱数ということを知り、相手の選択する技次第では有利対面なのではという話をしていました。トリル直後のターンでマンムーに対してミミッキュがじゃれつくを外して1ターン無駄にしてしまったため、負けを確信していました。むしろ、ここまで勝敗に直結する外しが基本的になかったのが優秀だったと思います。トリルが切れるターンに、クチートがじゃれつくをアシレーヌの急所に当ててくれたため、負け試合を拾うことができました。最後まで諦めないで戦うことは大事だと思いました。

 

vs めがふぁいさん(準決勝) 負け

Pokémonicon 787.pngPokémonicon 748.pngPokémonicon 373.png

相手のドヒドイデに自覚がありすぎて、3体とも熱湯1、2発で火傷しました。これまでかなり運を味方につけて勝ち上がってきたので何も言えませんが…大炎上でした。ブルル交換読み毒づきを積極的に狙っていき、一度決めることが出来ましたが、ガブリアスが序盤で火傷していたため、普通に耐えられてしまい、相当厳しい試合展開でした。ブルドヒつよい。

 

vs ランドルさん(三位決定戦) 負け

Pokémonicon 730.pngPokémonicon 373.pngPokémonicon 473.png

あいかさん戦同様に、初手はガブリアスを出すことを決めていました。こちらの初手は素直に動くことを決めていましたが、ランドルさんはそれを読んでアシレガブ対面はマンダに引くことを決めていたそうです。2ターン目にクチートバック読み地震を警戒してしまい、毒づきを連打してしまいましたが、相手が攻撃するメリットが薄いため、このターンはクチートバックをして、じゃれつくで押していくべきでした。次のターンに1ターン遅れてクチートバックをしてしまったのも失敗でした。3ターン目はランドルさん側からしたら、交代先に刺さる地震安定の場面なので、交代するのであればせめてミミッキュに引くべきでした。また、ミミッキュでトリルを展開した後のアンコは緊張によって失念していました。これを読んで強気にクチートバックしていければ、もう少し楽な展開になっていた気がします。前回優勝者のランドルさんの読みが素晴らしく、終始圧倒される展開でした。2回目のオフ会にして、スクリーンデビューすることができたのは嬉しかったのですが、緊張のあまりプレイングがお粗末になってしまったことに反省しています。次回スクリーンに映るときには、観戦されている方々に感動を与えられるプレイングができるよう精進したいと思います。

 

【さいごに】

4月に入ってから忙しく、ポケモンをする機会がめっきり減っており、約1ヶ月ぶりにするポケモンがオフの場という状況でしたが、ガチレンタル大会において参加者80名のうち、4位という結果を残すことが出来ました。

今回はほとんど最後まで対戦に集中しており、他の方と交流する機会が少なかったので、今後はもっともっとポケ勢の方との交流を深めていきたいです。第三回ファクトリーオフがあれば是非参加したいです。対戦してくださった皆様、応援してくださった皆様、パーティを作ってくださったグラさんをはじめとする運営の皆様、本当にありがとうございました!

また、ここまで記事を読んでくださった方もありがとうございました。質問などがあればコメントやTwitter等で気軽にどうぞ。

【SMシングルS2使用構築】トリッキュポリ2グロスタン【最高最終レート2039、3ROM2000達成】

【はじめに】

アローラ!SMシーズン2お疲れ様でした。

シーズン1に引き続き今回も構築記事を書かせていただきます。 

 

シーズン2で使用していた構築は次のとおりです。

Pokémonsprite 786 SoMo.gifPokémonsprite 376m1 Schillernd ORAS.gifPokémonsprite 637 Schillernd XY.gifPokémonsprite 149 XY.gifPokémonsprite 233 XY.gifPokémonsprite 778 Schillernd SoMo.gif 

SMでは王冠が登場したため、ORASの固定孵化でツモった後に、ボックスの肥やしになっていた観賞用の色ダンバルと色メラルバを使いたいと思って構築を組み始めました。メタグロス+カプ・レヒレ+ランドロスという並びが流行っていたため、それ以外の並びでメタグロス軸を組もうと思って組んだ結果、このような並びになりました。スタンパなのにトリル?と構築名に違和感があるかもしれませんが、メガメタグロススタンにトリルミミッキュとトリルエースのポリゴン2を採用した形なので、このような構築名になりました。

 

【個体紹介】

Pokémonicon 786.pngカプ・テテフ@拘りスカーフ 控えめ サイコメイカー

145-x-96(4)-200(252)-136-147(252)

サイコキネシス ムーンフォース 10万ボルト サイコショック

ジャローダ展開のジャローダと心中する枠(後付け設定)。蛇睨みで麻痺を撒かれたまま生き残ってしまった場合には、後述のトリルミミッキュで再利用することも視野に入れていました。テテフグロスの並びが強いと思って採用しましたが、テテフグロスという選出はほとんどしませんでした。より早いスカーフ持ちやナットレイギルガルドメタグロス等の鋼が多く、選出しづらかった印象です。よほど通りが良いと感じたとき以外は基本的には出しませんでした。HBベースの耐久に厚い型に変更し、Sを下げることで、トリルとのシナジーがあるようにした方が強いかもしれません。また、鋼を意識してめざ炎を採用すると使用感が変わるような気がしています。この枠は要検討ですが、かわいいので最後まで採用していました。

 

Pokémonicon 376.pngメタグロス@メガ石 陽気 クリアボディ→かたいツメ
165(76)-194(228)-171(4)-x-131(4)-170(196)
アイアンヘッド 地震 冷凍パンチ 雷パンチ

この構築の軸であり、唯一のメガ枠。とーとくんが使っていた調整を貰いました。Sは陽気ガブ抜きで、襷ガブリアスにもスカーフガブリアスにも勝てるような調整です。引くという動きをなるべく避けたいため、先制技であるバレットパンチを切り、範囲の広い技構成となりました。アイへの3割怯みで拾う試合も少なくなく、命中安定+追加効果の強さを実感しました。雷パンチは、レヒレ、ギャラ、カグヤ、リザYから引かずに撃てるため、重宝しました。雷パンチを切った立ち回りをしてくる相手が多かったので、環境には刺さっていたように感じます。一致技である思念の頭突きは切っていますが、必要と感じる場面はあまりなく、むしろ命中不安はなるべく避けたかったため、この技構成で良かったと思っています。テテフグロスの並びを相手に意識させ、思念の頭突きを持っていると思わせることによって、勝ちを拾った試合もありました。技構成について、強いて挙げるのであれば、ナットレイカミツルギが多かったため、アームハンマーが欲しい場面が多々ありました。出し負けが少ないので、先発に出すことが多かったです。メガ前の特性クリアボディによって、相手の先発の威嚇でAが下がらないのもグッドでした。

 

Pokémonicon 637.pngウルガモス@気合の襷 控えめ 炎の体
161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)
大文字 ギガドレイン めざめるパワー氷 蝶の舞

オタクポケモンを焼却処分だ!業火滅却!する枠。Z持ちのウルガモスが多いような印象だったので、襷が読まれにくく強いのではないかとシーズン序盤から感じていました。ウルガモスで舞えば崩壊する構築が多く、襷を盾に蝶の舞を積むことができるのが強かったです。特にマンダに対して蝶の舞で突っ張れる点が非常に優秀でした。技構成は、タイプ一致の炎技、レヒレやカバに撃ったり、襷を再生できるギガドレ、ガブ、マンダ、ランドに刺さるめざ氷、積めればかなりの突破力を発揮する蝶の舞の4つが現環境では使いやすそうだと思い、この構成にしました。文字の枠は放射の方が安定するかもしれませんが、文字外しで負けた試合がほとんどなかったので、この技構成のまま運用しました。リザードンヒードランシャンデラ等の炎タイプに手も足も出ない技構成なので、パーティによってはめざ地やめざ岩を採用しても面白いと思います。前期に使用していたガブリアスに持たせた襷はストッパーという印象が強かったのに対し、ウルガモスに持たせた襷は蝶の舞の発動機会を保障する印象が強く、同じ道具でも持たせるポケモンによって意味合いが変わってくるのが面白いと感じました。

 

Pokémonicon 149.pngカイリュー@ヒコウZ 陽気 マルチスケイル
167(4)-186(252)-115-×-120-145(252)
炎のパンチ 地震 空を飛ぶ 龍の舞

迷走枠補完枠。前述のウルガモスと共に並べることによって、敢えてステルスロック持ちのポケモンを呼びやすくする意図があります。技構成はバシャナットの並びが重すぎて、よくわからない感じになっています。クレセドランのクレセリアを削る役割も担っています。全抜きしていくというよりはZ枠として削りを行うような動きが多かったです。マルスケを盾に竜舞を積んでいけるのは言わずもがなの強さでした。意図していませんでしたが、極々稀に当たる葉緑素フシギバナ入りの晴れパ相手にはとても活躍してくれました。この枠にはもう少し地雷要素を盛り込みたかった気もしています。

 

Pokémonicon 233.pngポリゴン2@進化の輝石 控えめ ダウンロード
191(244)-76-110-171(244)-115-83(20)
トライアタック 放電 冷凍ビーム 自己再生

もともとパルシェンだった枠。この構築を考えた当初は、テテフパルやパルウルガカイリューの並びが強いと思い、印パルを入れていましたが、パルシェンを上手く使えず、HCポリ2に変更しました(パルシェンの使い方に自信がある方、是非使い方を教えてください)。採用理由はパルを抜くのに当たってガブやマンダに強いポケモンを採用したかったことやメタグロスミミッキュの弱点であるゴーストの一貫を切りたかったことが挙げられます。後述するトリルミミッキュとのシナジーがあり、この構築のMVPであり過労死枠でした。技構成については命中安定+追加効果の強いトラアタと放電、ガブやマンダやランドに撃ちたい冷凍ビーム、HP管理やターン稼ぎにも使える自己再生となりました。追加効果でほぼほぼ負けの試合も拾えることもあって本当に強かったです。ナットレイの処理が個人的に苦手なため、攻撃技のうちのどれかをめざ炎に変えることも検討していました。

 

Pokémonicon 778.pngミミッキュ@ゴーストZ 意地っ張り 化けの皮
159(228)-156(252)-104(28)-x-125-116
じゃれつく シャドークロー 呪い トリックルーム

今期の序盤からずっと使いたいと考えていた枠。全体的にSの早そうなパーティやバシャーモ、天候パ、バトンパ、害悪等に対する回答です。これまでの並びで重いリザードンのストッパーを任せたりもしていました。この構築の縁の下の力持ち的な存在です。シーズン序盤はフェアリーZを持たせて使用していましたが、途中でゴーストZに変更しました。呪いを何度も打ちたい場面が少なくなく、シャドクロZと呪いZを選択可能なゴーストZはとても重宝しました。ゴーストZを持たせたことにより、これまでの並びで比較的重いギルガルドメタグロスウルガモス等に勝てるのも強かったです。また、特性によって行動保障があるため、トリックルームの始動役としては非常に優秀であり、天候パや積みアタッカーのストッパーとしても活躍しました。グロスやドリュのアイへで怯ませながら皮を剥ぐのはやめてください。トリルで切り返した後のHCポリ2は文句なしの強さでした。

 

【まとめ】

 最終的なレートは、メインロム2039、サブロム2015という結果になりました。

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初の2ROM体制で2ROMともレート2000を達成でき、メインロムは91戦68勝23敗(勝率74.7%)という過去最小の対戦数かつ最高の勝率でレート2000を達成できたことが非常に嬉しいです。また、ORAS時代を通して、初めてガルーラ以外のメガ枠を使用した構築でレート2000を超えることができたのも良かったです。

更に、レート最終日にあかねさんに構築を貸したところ、この構築でレート2000を達成してくださいました。これまで、他の人に自分の構築を使用してもらう経験がほとんどなかったため、このように結果を残していただけたことはとても嬉しく思います。あかねさんの実力があるからこそ、この構築を1日で扱えるようになったのだとは思いますが、良い構築だと言っていただけて、自信にもつながりました。夜遅くまで潜ってくださったあかねさん、本当にありがとうございました。

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あかねさんの記事です。よかったら、こちらの記事もどうぞ。

akanepoke.hatenablog.com

 

選出パターンは、概ね以下のような感じです。

基本選出:メタグロス+ポリゴン2+@1(大抵の場合はミミッキュ

ジャローダ展開:カプ・テテフ+ミミッキュ+ポリゴン2

オタクポケモンを燃やしたい衝動に駆られた場合:ウルガモス+カイリュー+ポリゴン2

その他、メタグロスの通りが良くない場合:ウルガモス+ミミッキュ+ポリゴン2

 

構築単位では、ポリゴン2ヒートロトムキノガッサやクレセドランの並びが重たく、対面的な動きだけでは勝ちきれず、1体を犠牲に削りを行って、裏を通していくという立ち回りが要求されることもありました。この辺りを改善できると、より使い勝手の良い構築になるのではないかと思います。

 

テテフグロスの並びが鋼を呼びやすく、ウルガカイリューの並びがステロ撒きを呼びやすいため、相手の選出予想は比較的しやすかったように思います。基本選出(@1がミミッキュの場合)にはあまりステロが刺さっていないため、相手にターン消費をしてもらうことも作戦の1つとして考えていました。ただ強い駒を並べるだけではなく、このように並びでの選出誘導を意識すると、より完成度の高い構築作りができることを実感しました。

 

また、個体紹介にも書きましたが、メタグロスポリゴン2には命中安定かつ追加効果が強力な技を採用することで、不利な状況でも運を味方につけて勝利することがそれなりにあったのも強みだと思います。技外しをなるべく避け、追加効果で精神的にアドを取っていくことで、ストレスを溜めることなく戦えるように構築を組めたことが良かったと思います。

 

※追記

本構築で第3回真皇杯北陸予選に参加し、4位に入賞しました。

 

【最後に】

シーズン中に対戦してくださった方、ありがとうございました。 

また、ここまで記事を読んでくださった方もありがとうございました。

質問などがあればコメントやTwitter等で気軽にどうぞ。

構築記事から並びを取得するスクリプトのお話

アローラ!修論からの現実逃避がてら、構築記事から並びを取得するスクリプトを書いていたので実装のアイデアに関する記事でも書いてみようと思いました。くだらない記事なので適当に読み流してもらえると幸いです。

 

このスクリプトでは、構築記事のURLが与えられた際に、パーティのポケモン名とアイテム名を取得し、その一覧を出力します。構築記事中の個体紹介の書き方はそれぞれであり、ポケモン名@アイテム名という書き方(おそらくこれが一番オーソドックス)や、表にまとめる書き方、ポケモンの画像の後に詳細を書く書き方など、様々な方法で書かれているのが現状です。2017年1月30日時点の実装では、表にまとめる書き方とテキストベースでまとめる書き方に対応しています。

 

スクリプトの大まかな流れとしては、まず構築記事内から表を探して、表があれば表の同じ行に含まれるポケモン名とアイテム名を取得します。表が見つからない場合には、テキストベースの検索に遷移します。基本的にテキストベースで個体紹介がされている場合は、アイテム名の直前にポケモン名があると考えられるので、アイテム名→ポケモン名の順に検索します。また、個体紹介中のアイテム名の前には「@」や「・」や「:」が書かれていたり、前後を「【】」で囲ってある記事があったため、これらのパターンを検索するようにしています。それ以外にも、アイテム名とポケモン名の文字数が一定以内であれば、対応が取れている可能性が高いと判断して対として検出するようにしました。

 

先程、アイテム名を検索すると簡単に書きましたが、アイテム名の記述には表記ゆれがあり、これを考慮してアイテム名を検索する必要があります。表記ゆれとは、例えば「きあいのタスキ」というアイテムであれば、ゲーム上の表記以外にも「襷」、「気合の襷」、「気合のタスキ」、「きあいのたすき」など様々な表記が存在するということです。珍しいケースですが、「クチートナイト」が「ツインテール属性の石」と記述されている記事などもあり、人間の理解する能力はすごいなぁ(小並感)などと改めて思わされました。現状は手動で表記ゆれの対応リストを作っている状況なので、新しい表記ゆれが登場しても推測できるようになると良いなと思います。

 

現状のテキストベースの検索の問題点としては、構築記事の中にはポケモン名やアイテム名が複数書かれている場合があるため、正確にパーティの並びを取得できないことが挙げられます。また、メガ進化ポケモンをメガ進化後のポケモン名のみで記述している(例えば「メガルカリオ」とだけ書いてある)記事も少なくないため、このようなパターンには対応できていません。これに関しては、メガ進化ポケモンの名前が複数記述されている記事も多いため、どのように検出するのがよいか悩んでいる状況です。

 

ソースコード等は一応ここにあるので、興味があれば参考にしていただければと思います。

github.com

 

画像を利用した並びの検出についてですが、画像のポケモンが何であるかプログラムで判定する必要があり、この判定が簡単ではありません。画像認識を真面目に頑張る前に、どうにかして簡単に画像が何のポケモンか判定する方法がないかと考えていて、とりあえず思いついたのがGoogle先生にこの画像が何のポケモンかを聞いてみることでした。この方法だと、使用率の高いポケモンだと判定がうまくいくのですが、マイナーなポケモンや新しいポケモンの判定がうまくいかない場合があります。例えば、新ポケモンの「テッカグヤ」の画像を何のポケモンか聞いてみると「レックウザ」だと言われてしまったりします(´・ω・`)

 

今後気が向いたら、アイテム名を記述しないメガ進化ポケモンの記述への対応や画像認識の手法について勉強して、画像を利用した並びの検出にも取り組んでいきたい次第です。この記事を読んでスクリプトを改善するアイデアが思いついた方がいれば、是非意見を聞かせていただけると嬉しく思います。

 

最後に、このスクリプトを書いていて、構築記事を書く上でのテンプレートのようなもの(個体紹介の仕方やアイテム名の表記ゆれをなくすための決まり)がある方が、人間にとってもプログラムにとっても内容を解釈しやすくて良いのじゃないかなと思いました。この記事を読んでくださった方が少しでも意識して構築記事を書くようになってくれたら嬉しいなと思っています。何か質問などがあれば、コメントやTwitterなどで気軽にどうぞ。

【SMシングルS1使用構築】泡沫のガルーラスタン【最高最終レート2013】

【はじめに】

アローラ!SMシーズン1お疲れ様でした。

折角なので構築記事を書いてみようと思い、始めてみました。

初めての記事なので至らない部分もあるかと思いますが、ご容赦ください。

よろしくお願いします(。>﹏<。)

 

シーズン1では次の並びを使用していました。

サンムーンでもガルガブで高レートを目指したいと思って構築を組みました。

Pokémonsprite 115m1 XY.gifPokémonsprite 445 Schillernd XY.gifPokémonsprite 730 Schillernd SoMo.gifPokémonsprite 797 SoMo.gifPokémonsprite 786 SoMo.gifPokémonsprite 785 SoMo.gif

 

【個体紹介】

Pokémonicon 115.pngガルーラ@メガ石 勇敢 肝っ玉→親子愛

207(212)-160(4)-121(4)-112(252)-125(36)-108 ※実数値はメガ進化後の値です。

猫騙地震 冷凍ビーム 火炎放射

途中までは意地ASベースの猫捨て身地震不意打ち型を使っていたのですが、デンキZコケコが増え始めたため、1900に乗ったぐらいから耐久に厚く振ったこの個体に変更しました。スリップダメージおよびターン数を稼ぐのに便利な猫騙し、カプ・コケコやジバコイルに撃ちたい地震ボーマンダガブリアスを倒せる冷凍ビーム、ハッサムやテッカグヤに対する有効打である火炎放射というように技範囲を広げることで対面から勝てる相手が多くなるように意識しました。ゲンガー対面では冷凍ビームから入り、地震を切っているように思わせる立ち回りで相打ちにならずに突破できる場面が結構ありました。正直、この枠はポリゴン2でも良いのかもしれない…

 

 Pokémonicon 445.pngガブリアス@気合の襷 陽気 鮫肌

183-182(252)-116(4)-x-105-169(252)

逆鱗 地震 岩石封じ 剣の舞

言わずと知れたテンプレ型の襷ガブリアスです。多くの場合は後ろに置いておき、襷を盾に状況に応じて色々な立ち回りをしました。サイクルを回さざるを得ない状況で襷が削れてしまった場合でも、拘り偽装をした立ち回りで何度か拾った試合があったのが強かったです。 

 

 Pokémonicon 730.pngシレーヌ@拘り眼鏡 控えめ 激流

183(220)-x-95(4)-195(252)-137(4)-84(28)

泡沫のアリア ムーンフォース サイコキネシス ハイドロポンプ

サンムーン初の色違い厳選で出した個体を使用していました。一致技の一貫性が高く、高火力な音技を使える点が魅力的で早くから構築に入ってきました。身代わり持ちのギルガルド、テッカグヤ、オニゴーリ等に強く出られます。ガルガブを受けるために選出されるバルジーナに何度も後出しできる点も優秀です。アシレーヌに対してSに振っていないジバコイルを後投げしてくる相手が多く、泡沫のアリア2発でジバコイルを倒す機会が結構ありました。1回破ったパルシェンや舞ったギャラドスを対処できる点や雨構築にも強く出られる点も非常に優秀でした。サイコキネシスはドヒドイデ意識、ハイドロポンプは瞬間火力を意識して採用していましたが、この2枠には検討の余地があると思っています。候補としては、先制技であるアクアジェットトリトドン意識のエナジーボールハイドロポンプより命中が安定し、威力も高いハイドロカノン等が挙げられます。

 

Pokémonicon 797.pngテッカグヤ@ゴツゴツメット 腕白 ビーストブースト

201(228)-124(20)-170(252)-115(4)-121-82(4)

ヘビーボンバー 火炎放射 宿木の種 守る

クッション枠です。ORASまででいうところのクレセリアの様な感覚で使っていました。初手で不利対面を作った際には適当に投げてどうにかします。 かなりの確率で後投げからミミッキュを処理できるのが強かったです。挑発や身代わりのないギャラドスや両刀でないボーマンダの削りができ、メタグロスハッサム、他で対処が難しいカプ・ブルルを見ることができるのも非常に優秀でした。ギガドレインやめざめるパワー氷が欲しい場面も多々あったので、このポケモンの型に関しては検討の余地がまだまだあるように感じます。大事な場面で宿り木の種を外すのはやめてほしかったです。

 

Pokémonicon 786.pngカプ・テテフ@デンキZ 控えめ サイコメイカー

145-x-96(4)-200(252)-135-147(252)

サイコキネシス サイコショック 10万ボルト めざめるパワー地面

かわいいかしこいカプ・テテフ。この構築のMVPだと思っています。シーズン序盤は耐久調整したスカーフ型を使用していたのですが、鋼タイプに受け切られることが多く、崩しで使う方が強いと考え、この型に変更しました。基本的には初手に出し、スカーフ警戒で相手に引かせ、その引き先を倒すという立ち回りをしました。サイコキネシス+デンキZ10万ボルトで受けに来るテッカグヤ、交換読みのめざめるパワー地面で呼びやすいジバコイルを倒します。テッカグヤはDに厚く振られていたりチョッキを着ていると耐えてくることもありましたが、それでも機能停止する程度には削ることができて強かったです。デンキZはギャラドス、カプ・レヒレ、ナマコブシ、ヤドラン等に対する有効打としても非常に役に立ちました。また、サイコショックを採用することで受けループにも強く出られて便利でした。ムーンフォースを切っていますが、なくてもそこまで困りませんでした。倒れた後もサイコフィールドによってガブリアスを氷の礫から守ってくれるのが強かったです。

 

Pokémonicon 785.pngカプ・コケコ@シュカの実 臆病 エレキメイカー

159(108)-121-111(44)-145(236)-96(4)-181(116)

10万ボルト マジカルシャイン 草結び 電光石火

シーズン序盤は食べ残し持ちの毒コケコにしており、コケコカグヤでサイクルをして、最後の1体で〆るという立ち回りをしていました。しかしながら、中盤からは型が知られるようになり、火力不足で押し切られる機会が増えたため、対面性能を意識したシュカの実持ちの型に変更しました。自分自身、カプ・コケコ自体をあまり上手く使えないため、選出機会こそ少なかったですが、アシレーヌで見ることの難しいトリトドン入りの構築に強く出られる点が良かったように思います。

 

【まとめ】

選出を柔軟にすることを意識して、最終的に1メガ1Zの構築になりました。

基本選出があるわけではありませんが、

ガルーラ+ガブリアス+アシレーヌ or テッカグヤ

カプ・テテフ+ガルーラ、ガブリアス、テッカグヤから2体

のパターンが特に多かったように思います。

 

ギルガルドジバコイルがパーティにいる相手に対しては、ガルーラから入って数的有利を取っていく立ち回りを心がけました。初手のガルーラジバコイル対面では積極的に交代先(ボーマンダやマッシブーン等)に刺さる技を押していきました。速いジバコイルと交代読み読み居座りはやめてください。それ以外のパーティに対しては、初手にカプ・テテフを出して相手のサイクルを崩し、裏のポケモンを通すという立ち回りをしていました。 

 

最終的な結果はレート2013で379位となりました。

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未知なことが多く、次々と変わっていく環境下で、レート2000に乗せることができたのは光栄に思います。

 

【最後に】

S2以降ではレート2100越えを目標に頑張っていきたいと思います。

シーズン中に対戦してくださった方、ありがとうございました。 

また、ここまで記事を読んでくださった方もありがとうございました。

質問などがあればコメントやTwitter等で気軽にどうぞ。